SENDAI JOB
獣医師
獣医師としての専門性を生かし、
食肉の安全のために奮闘。

主に、食肉や食品の安全性を確保するため、食肉衛生検査や食品衛生に関する監視指導業務に携わるほか、動物の飼育や健康管理、環境保全に関する調査・研究などの業務に従事します。公衆衛生分野である食肉衛生検査所、衛生研究所、食品監視センター、各区の衛生課のほか、動物愛護の業務を行う動物管理センター、動物の診療を行う八木山動物公園など、配属先は多岐にわたります。

健康福祉局 保健所 食肉衛生検査所
和田 麻美
群馬県伊勢崎市出身 令和3年度採用

現在の仕事内容
食用となる全ての牛・豚は獣医師による「と畜検査」を行うことが義務づけられています。獣医師として牛・豚の生体時検査や、解体現場でのと畜解体後の枝肉や内臓の検査、必要に応じて検査室での微生物検査や病理検査を行っています。また、と畜解体事業者に対して衛生的な作業の実施を監視指導するほか、食肉の輸出証明書の発行などにも携わります。
仕事の魅力
獣医師としての知識を生かせる仕事であること、知識や経験を積みながら自身の力を伸ばせる仕事であることが魅力です。また、と畜解体作業を行っている事業者の衛生監視指導などにおいて衛生管理に関する説明が的確に行えたときや、事業者の方に納得してもらえたときにやりがいを感じます。転勤がなく、子どもを育てながら仕事を続けやすいことも魅力の一つです。
志望動機
大学で獣医師の資格を取得し、他自治体で公務員獣医師として務めていましたが、夫の希望で仙台市に転居。市の臨時的任用職員として勤務を始めましたが、子どもが急に熱を出したときなどの周囲の職員の温かな対応に職場の雰囲気が良いと感じ、正職員の受験を決めました。
職場の雰囲気
令和6年度現在、当検査所には仙台市役所で働く獣医師の半数近い24人が在籍し、牛・豚それぞれ5人程度のチームでローテーションを組みながら、1日に平均牛80頭、豚400頭程度を検査しています。ベテランの職員が多く、困っていると助けてくれる先輩方ばかりです。話しやすい雰囲気で、検査業務の合間の会話から学ぶことも多いです。
ワーク・ライフ・バランス
と畜頭数の年間・週のスケジュールが大体把握できるため、それに合わせて予定を組んでいます。残業はほとんどなく、休日出勤も年1日程度。とても働きやすい環境です。子どもがまだ小さいので、子の看護休暇はよく利用します。休日は子ども中心で公園やイベントヘ。吹奏楽部の同窓生と集まり、演奏を楽しむこともあります。
仙台市職員を目指す方へ
大都市であるが故に、事業者への衛生指導をはじめ、食肉の輸出などに関する相談も多様化しており対応が大変なこともありますが、人口100万都市である仙台市の職員として働くことは、新しいことや難しいことに挑戦する機会に恵まれているともいえます。チャレンジ精神のある方、ぜひ一緒に働きましょう!
⚫︎私の@SENDA!!
子育てしながら仕事を続けやすいことに加え、出身地が東北以外の職員も多く、自身の成長にもつながります。仙台空港も近く、旅行にも行きやすいですよ!
ある1日のスケジュール
- 8:00
出勤※
検査準備 - 8:30
牛のと畜検査(現場)
- 12:00
休憩
- 13:00
事務作業(輸出証明書発行等)
- 16:45
退勤※
- 時差出勤(8:00~16:45)を利用