SENDAI JOB
消防士
市民の命や財産を最前線で守る、
消防士としての使命感と誇り。

消防士は消火活動のほか、救助活動や救急活動といった災害対応業務、119番通報に迅速に対応する指令業務、火災予防のための建築物に対する指導や立入検査を行う予防業務に携わります。消防隊には、消火活動や火災原因調査にあたる警防隊、傷病者を医療機関へ搬送する救急隊、人命救助にあたる特別消防隊(レスキュー隊)などがあります。また、市民に対する防火意識の普及啓発や、地域での研修・訓練などの取り組みも進めています。

消防局 泉消防署 警防課
松永 隆太郎
仙台市出身 令和3年度採用

現在の仕事内容
消火・救助・救急などの各種災害事案に対応するほか、日頃から災害現場を想定した訓練に加え、迅速に現場に到着し活動に移行できるよう地理や消火栓の調査、消防団と連携した訓練なども行っています。また、火災予防として事業所やガソリンスタンド等への立入検査、防火に関する指導、地域の防災訓練への支援を行うなど、市民の命と財産を守る仕事に日夜取り組んでいます。
仕事の魅力
市民の命や財産を最前線で守る役割を担うのは消防士ならでは。市民からの要請を受けて出場し、消火や救助活動などを無事に終え、「ありがとうございました」という感謝の言葉をいただけた時には疲れも吹き飛び、大きなやりがいや励みにつながります。また、災害現場での活動のほか、火災予防広報やデスクワークなど多様な業務があり、それぞれ得意な分野で活躍することができます。
志望動機
東日本大震災により甚大な被害が発生した現場で活動する消防士の姿を見て、出身地である仙台市に消防士として貢献したいという思いが湧きました。さらに、大学で学んだ「建築防災」の知識を消防士の防火・防災関連の職務に生かせるのではないかと考えたことも大きな理由です。
職場の雰囲気
上司・部下問わず気兼ねなくコミュニケーションが取り合える和気あいあいとした職場ですが、災害指令を受けると全員が瞬時に緊急モードに切り替わり、任務にあたります。日常から報・連・相を徹底することで危険な災害現場でもお互いの意思疎通を図り、安全な活動を行うことができます。
ワーク・ライフ・バランス
現在の職場は、24時間毎に勤務を交替する勤務体系のため、勤務を交替した後の自分の時間を確保しやすい職場だと思います。職員は趣味に没頭したり、災害現場での活動に備えてランニングや筋力トレーニングなどの体力強化に励むなど、それぞれの方法で自分の時間を過ごしています。私の趣味はお笑い鑑賞で、ライブを見に行くこともあります。
仙台市職員を目指す方へ
日々の訓練で培った知識や技術を仙台市民の方々に還元できた時の達成感はとても大きく、人の命を助け、守るという責任ある仕事にやりがいを感じています。「人のために働きたい」という方はぜひ消防士を目指してほしいです。
⚫︎私の@SENDA!!
消防局には、災害対応以外にもさまざまな業務があり、職員それぞれの適性に応じた業務に就くことができます。それらの業務は全て、市民の命を守ることにつながります。
ある1日のスケジュール
- 8:30
出勤
勤務交替・車両・資機材点検 - 9:00
ミーティング
- 10:00
訓練・予防査察出向・各種事務作業
- 12:00
休憩(45分)
- 12:45
訓練・予防査察出向・各種事務作業
- 17:15
休憩(45分)
- 18:00
夜間定時研修
- 20:00
訓練・各種事務作業
- 23:00
仮眠
- 6:00
起床・地水利調査・車両整備
- 8:30
勤務交替
退勤
- 24時間災害現場対応を行います。