SENDAI JOB
衛生
食と生活の安全・安心を担い、
多彩なフィールドで市民の健康を守る。

主に、区役所の保健福祉センターなどで、食品衛生監視員や環境衛生監視員として、市内の食品事業者や公衆浴場・旅館などに対し、営業許可の審査や監視指導などを行います。食の安全や住まいの衛生に関する市民からの相談に応じる業務に携わることもあります。また、衛生研究所や食品監視センターなどで調査・研究などの専門業務に従事することもあります。

健康福祉局 衛生研究所 理化学課
千葉 裕太郎
宮城県富谷市出身 平成26年度採用

現在の仕事内容
主に各区の衛生課や食品監視センターから搬入される食品について、残留農薬や添加物、放射性物質などが食品衛生法の定める基準値内になっているか、また食物アレルゲンや遺伝子組換え食品の表示が適切になされているかなど、理化学的な検査を行うほか、これらに関する調査研究を行っています。
仕事の魅力
検査の結果は、保健所が食品の回収や廃棄を指示する重要な判断材料で、市民の食の安全・安心を守ることにやりがいを感じます。分析困難な原因を特定したときの達成感も大きいです。学会や研修、専門分野の異なる職員同士の関わりから新しい知見を得る機会も多く、検査法の開発・改良などの調査研究に探究心を発揮できる環境であることも魅力です。
志望動機
東日本大震災直後に東京の民間企業に就職しましたが、地元仙台の復興に携わりたい、大学で学んだ農芸化学の知識・経験を生かせる仕事に就きたいと考えるようになりました。学びを生かせる公衆衛生という分野で、監視指導から検査まで幅広い業務に携わることができるため、仙台市の衛生職を志望しました。
職場の雰囲気
上司が食品の理化学検査に精通しており、検査に行き詰まったときは、さまざまなアドバイスをいただけるので、頼りになる存在です。理化学課内には食品係以外にも環境水質係や大気係があり、その係の職員もそれぞれ検査法や分析機器について得意分野を持っています。困った時には垣根を越えて、気兼ねなく意見を交わすことができる職場です。
ワーク・ライフ・バランス
検査業務は自分のペースで進めることができ、残業も休日出勤もほとんどありません。プライベートでは家族との買い物や、子どもと遊ぶことのほか、趣味のガーデニングでは庭にフェンスやウッドデッキを作ったり、樹木や花を植えたりして庭づくりを楽しんでいます。仕事と家庭の切り替えをして過ごすことができています。
仙台市職員を目指す方へ
衛生職は衛生研究所だけでなく、各区保健福祉センター、食品監視センターなどで食品衛生や生活衛生など幅広い業務に携わることができます。自分の得意分野を生かした仕事はもちろん、入庁前には想像していなかった分野の仕事を経験することもできます。以前所属していた保健管理課では、墓地の許認可などを担当し古い地図や資料を見たり、墓地の管理者から昔の話を聞いたりしたことで仙台というまちの歴史にとても詳しくなりました。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
⚫︎私の@SENDA!!
入庁前には想像していなかった分野とも関わりがあり、いろいろな施設を訪れるなかで歴史があり、活気のある仙台というまちの魅力を再発見できました!
ある1日のスケジュール
- 8:30
出勤
回覧文書・メールチェック - 9:00
係内打ち合わせ
- 9:15
検査準備
- 9:30
検査
- 12:00
休憩
- 13:00
検査
- 16:00
器具洗浄・後片付け・検査記録・検査結果作成
- 17:15
退勤